
TOP→INTERVIEW→プロサッカー選手が考える、夢を叶えるために必要なこと<後編>

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2023.02.13
プロサッカー選手が考える、夢を叶えるために必要なこと<後編>
愛媛FC
忽那 喬司さん
愛媛FCの成り立ちは1994年に設立されたユースチーム。愛媛が誇る歴史あるプロサッカーチームだ。「とことん地域密着宣言」を謳い、地域に根ざしたクラブチームを目指しているという。今回の先輩インタビューでは、松山市出身、プロ4年目の忽那選手にインタビューを行った。プロサッカー選手になるために、小学生の頃から真剣にサッカーに打ち込み、必死に努力をしてきたという。忽那選手が夢を叶えるために、学生のうちから実践してきたこととは?
#愛媛FC #サッカー #Jリーグ #忽那喬司 #ニンジニアスタジアム愛媛県松山市出身。小学1年生の頃から本格的にサッカーをはじめる。中学生で愛媛FCジュニアユース、高校生で愛媛FC U-18を経験し、滋賀県のびわこ成蹊大学へ進学。愛媛FCとのプロ契約を機に愛媛に戻る。プロ4年目、ポジションはMFで、背番号は「8」。プロデビュー後1週間で初ゴールを決めるという、運と実力の持ち主。好きな食べ物はカレー。
※インタビューは2023年1月に実施し、感染症予防対策としてマスク着用のもと行いました。

Q.プロの世界は厳しいとお聞きしました。サッカー選手を引退した後のことは考えていますか。
引退後のことは全く考えていないです。いつクビになってもおかしくない世界ですが、その後はその時になったら考えたのでいいかなと思っています。いいプレイができたら来年の契約もあるだろうし、どこかのチームがオファーしてくれるだろうなと思っているので、今は精一杯プレイをしています。もしクビになって、来年無職になったらバタバタするかもしれないですが、そんなことはなってから考えたらいいかなという風に、強気で物事を考えています。自分の力でどうにかしてやろうというマインドに切り替えることが重要だと思います。

忽那さん


Q.サッカー以外の私生活で、プロサッカー選手ならではの心掛けていることや実践していることはありますか?
生活面では無駄な夜更かしをしない、早寝早起きをするといった基本的なことを心掛けています。特に、食事面は一番意識していますね。特に試合の前日や試合後に食べるものには気遣っています。今は実家暮らしで、母が色々とやってくれているので、僕からも試合が終わったらこういうものを食べたいとか、試合前は動きやすいようにこういうもの食べたいといったことをリクエストしています。具体的には、試合の前日は、揚げ物等の油ものは胃もたれに繋がるので控えるようにしています。レシピでいうと、鶏の照り焼きやローストビーフ、豚汁などを食べます。試合後は豚肉や牛肉といった疲労回復に繋がる料理を食べることが多いです。

忽那さん


Q.松山でおすすめの場所などありますか。
高校生の時、オフの日は松山城によく登っていました。夜景が綺麗ですし松山が一望できるので好きなんです。あと飲食店では、砥部町なのですがニンジニアスタジアムの近くにある、
「pizzeria 39」というピザ屋さんがおすすめです。雰囲気もおしゃれで、めちゃくちゃ美味しいので是非行ってみてほしいです。松山には、海も山もあるし、おしゃれなカフェもあるし、いい所が沢山ありますよね。

忽那さん


Q.この記事を読んでくださっているのは主に高校生や大学生といった若者なのですが、学生の時はどのように過ごされていましたか?
1日1日を無駄にしないようにしていました。練習メニューが楽な日でも、その中でどこかにこだわりを作り、ミスを1回でも減らすように意識をしていました。プロサッカー選手になるという夢を叶えるために、「今、何が必要か」を逆算して考えながら生活していましたね。みなさんにも、自分のやりたいことを実現するために必要なことを考えながら生活して欲しいと思いますし、逆に必要ないものはしなくてもいいのではないかと思います。

忽那さん

Q.最後にこの記事を読んでいる若者に向けてメッセージをお願いします。
僕は学生の頃、飛び抜けた才能があったわけではありませんでした。ただ、夢や目標に向かってやるべきことをずっとやってきたからこそ今があるように思います。みなさんも自分のやりたいことを見つけて、それに向けて自分の軸や芯をぶらさず真っ直ぐに頑張ってほしいです。

忽那さん

取材を終えて
私にとってこのインタビューは『松山の良さを発見する』というマツワカの大きなテーマを体現する機会となりました。
プロのサッカー選手への取材ということもあり、初めはとても緊張して記事になるような質問をできるかどうか不安でした。しかし、忽那選手が「寒い寒い」と言いながら部屋に入って来て下さり、和やかな雰囲気でリラックスした状態でインタビューが出来ました。私たちにもそのような気遣いをして下さる優しさが、きっと、松山の良さそのものだと思いました。インタビューで1番印象的だったのはプロの選手のサッカーに掛ける想いの強さです。今の自分たちよりも、もっと小さな時から真剣に夢を目指していることは誰もができることではないと思い、素敵なお話をお聞きできたことを本当に嬉しく思います。この経験は簡単にできるものではないし、マツワカに参加しなければ絶対に出来なかったことなので、機会を設けてくださった方々やインタビューを受けてくださった愛媛FCの方々に心からの感謝をしたいです。
今回の素敵な記事をより多くの人に読んで頂き、忽那選手のサッカーや松山への思いが届くことを願っています。
Dチーム | ゆづ、ちぃた、あい、やぎぃー

私にとってこのインタビューは『松山の良さを発見する』というマツワカの大きなテーマを体現する機会となりました。
プロのサッカー選手への取材ということもあり、初めはとても緊張して記事になるような質問をできるかどうか不安でした。しかし、忽那選手が「寒い寒い」と言いながら部屋に入って来て下さり、和やかな雰囲気でリラックスした状態でインタビューが出来ました。私たちにもそのような気遣いをして下さる優しさが、きっと、松山の良さそのものだと思いました。インタビューで1番印象的だったのはプロの選手のサッカーに掛ける想いの強さです。今の自分たちよりも、もっと小さな時から真剣に夢を目指していることは誰もができることではないと思い、素敵なお話をお聞きできたことを本当に嬉しく思います。この経験は簡単にできるものではないし、マツワカに参加しなければ絶対に出来なかったことなので、機会を設けてくださった方々やインタビューを受けてくださった愛媛FCの方々に心からの感謝をしたいです。
今回の素敵な記事をより多くの人に読んで頂き、忽那選手のサッカーや松山への思いが届くことを願っています。

Dチーム | ゆづ、ちぃた、あい、やぎぃー

