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愛媛のいいものを世界へ届ける!<前編>

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2022.12.12
ミッションは「あるもの磨き」!
愛媛のいいものを世界へ届ける!<前編>
株式会社伊織 代表取締役社長
村上 雄二さん
タオルの専門店として、今治タオルの魅力を世界に向けて積極的にPRしている「株式会社 伊織」。代表取締役社長の村上さんは、会社のミッションは「あるもの磨き」だという。そして、「昔からある当たり前のものが見方によっては光り輝く」とも。2009年の設立から13年。全国に12店舗、海外に8店舗を展開し、多くのファンを持つ伊織のタオル。
今回の先輩インタビューでは、「株式会社 伊織」の魅力に迫る。
愛媛県新居浜市出身。愛媛大学を卒業後、松山での就職を経て都内の地方銀行に勤務。しかし、大学時代の友人に地元愛媛でのホテル立ち上げに誘われ、参加。ホテル業からスタートし、現在は愛媛の良いものを全国に発信している。2009年に 株式会社エイトワンの事業の一つとして「伊織」をスタートし、2022年8月に株式会社 伊織に社名を変更。プライベートでは1児のお父さん。休日は家族とさまざまなところへ出掛けて楽しんでいる。
※インタビューは2022年11月に実施し、感染症予防対策としてマスク着用のもと行いました。

Q.起業のきっかけを教えてください。
伊織の創業に参加する前は東京で銀行員をしていました。愛媛県を離れたことをきっかけに、愛媛の良さに改めて気がついて、大学時代の友人と起業しました。当時は、世の中の流れが、社員旅行などの団体旅行から個人旅行へ移行していた時期だったので、実はホテル業からスタートしたんですよ。

村上さん


Q.ホテル業からタオルを取り扱うようになる経緯は、どのようなものだったのでしょうか?
その頃、今治タオルの知名度が上がっているときで、ホテルのお客さまに「今治タオルが買える場所が松山にない」というお言葉を何度もお聞きしていました。確かに、そのころは今治に行かないと、今治タオルが購入できなかったので、「それなら自分たちでスタートしよう!」と思って始めたのが、「伊織」でした。はじめは、今治タオルの会社さん5〜6社とスタートさせましたね。

村上さん

Q.「伊織」の社名の由来を教えてください。
「伊織」は、「伊予の織物」である今治タオルを世界に発信したいという思いできています。また、伊織はローマ字にすると(iori)となって「i」が今治(imabai)の「i」であるのもいいなと思いました。

村上さん


Q.「伊織」の人気商品は?
出産祝いが人気ですね。ベビー向けの商品も人気がありますよ。
ちなみに、みなさんくらいの年代の若い方には、部活後や体育の時間の後に使っていただけるスポーツタオルや、手洗いの時に活躍するタオルハンカチがおすすめです(笑)。

村上さん


Q.仕事のやりがいを教えてください。
僕たちは、自分たちのミッションを「あるもの磨き」と言っていて、地域にある昔からある当たり前のものに別の角度から光を当てることで、その商品をより魅力的にして発信することです。付加価値をつけて発信するということなのですが、それによって作った人が喜んでくれたりする。お客様が喜んでくれる。そういったところにやりがいを感じています。

村上さん

